ボランティアネットコルが主催したお薬セミナーですが、ついでに受講しました。認知症のくすりの話しは、どこでも人気が高いです。
受講生は介護のプロの方、ケアマネさんなどです。くすりの飲み方や呑み合わせ、認知症の薬の種類などなどスライドを見ながら丁寧に説明していただきました。
講義時間 1時間。面白し。
その後、会場から質問を受けていただきました。
いろいろ出ましたよ。今回の受講でこれを聞きたいという目的をもってこられたのがよくわかります。
すぐに質問の手があがりました。
①お薬を飲むとき、水はどのくらい飲んだらようのですか?⇒180CC(薬が喉から胃の途中で止まると副作用が出ることがあります)
②お薬を飲ませ忘れたとき。気づいたら飲ませたほうがよいのですか?⇒それぞれのケースあり。飲ませたほうが良い薬と飲ませない方が良い薬あり。例として、糖尿病の薬、食後すぐ飲ます薬なのに何時間もたって飲ますと、血糖値が下がりすぎてしまうことがある。薬剤師・医師に相談するのがよい。
③薬をどうしても飲まない利用者さんがいる。豆腐に混ぜて飲んでもらった。これはよいか?⇒食材と薬で副作用がでることがある。
④介護者が、薬をのませるのは医療行為ではないか?⇒医療行為は通達がでている。
⑤どうしても薬を飲まない方に、どのようにして飲ませていますか?⇒会場の皆さんからウチではこうしてますと、いろいろ経験談の報告がありました。
イ)白衣を着て飲ませてみました⇒効果なかった⇒男の方が、ナース服をきてやった言われましたが(これは、うけませんでした)。
ロ)人を変えて飲ませる。時間をおいて飲ませる。
ハ)薬を、「この薬はきれいになる薬ですよ」「美人になる薬ですよ」とジョークを交えて気分をほぐして飲ませる。
⑥どうしても自宅の中に入れてくれない利用者がいるのですが、どのようにしてアプローチしたらようでしょう?
薬を飲めば、効果があると思えるのですが?⇒マメに訪問するしかないのではないか(会場の方の意見)
⑦薬を、「毒」だと言って説得しても飲まない。⇒薬剤師に相談してください。
などなど日頃利用者さんに接しており難儀や苦心・工夫されておあられるのがよくわかります。
貴重な提案・ご意見でした。
ボランティアネットコルは、いろいろなところで地域貢献のセミナーを開催いたします。
こんな勉強会を開いてほしいなというご要望がありましたら遠慮なく事務局までおっしゃてください。
お住まいの近くまでうかがいますよ。
ボランティアネットコル 事務局(アピスパーク) 072-620-0909まで。